「頬や額に、いくつも小さな盛り上がりが出てきた」
「ニキビだと思っていたけど、薬が効かない」
「手の甲にぶつぶつが増えてきて気になる」
こうした症状がある場合、扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)というウイルス性のいぼの可能性があります。
見た目が地味なためニキビや湿疹と間違えられやすく、気づかないうちに数が増えてしまうことも多いのが特徴です。
扁平疣贅は、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって生じるウイルス性のいぼで、主に顔・首・手の甲などに多発するのが特徴です。
「尋常性疣贅」が盛り上がった硬いいぼであるのに対し、扁平疣贅は平らで少しだけ盛り上がった、肌色~薄茶色のぶつぶつとして現れます。
・2〜4mmほどの小さな扁平な隆起が多数出現
・肌色〜やや茶色で光沢があり、表面はなめらか
・顔や首、手の甲などの露出部に多く見られる
・ひっかき傷に沿って広がる「ケブネル現象」を起こすこともある
痛みやかゆみは少なく、見た目だけの変化であることが多いため放置されがちですが、こすれや刺激で広がりやすいため早期の対処が望ましい疾患です。
当院では、皮膚の状態を丁寧に診察したうえで、扁平疣贅と他の疾患(ニキビ・脂漏性角化症・アクロコルドンなど)との鑑別を行い、最適な治療法を選択します。
・液体窒素による冷凍凝固療法(保険診療)
⇒ ウイルスに感染した細胞を凍結し、いぼの自然排出を促します。数回の通院が必要です。
・ヨクイニン(漢方薬)の内服
⇒ 体質改善を目的とし、いぼのできにくい肌環境を整えます。
・外用薬の併用
⇒ 炎症を抑えたり、角質代謝を促す塗り薬を併用することがあります。
自費での治療法をご希望の場合はご相談に応じます。
扁平疣贅は、見た目に悩まれる方が多く、美容的な観点からご相談に来られるケースも少なくありません。
また、こすれ・刺激・剃毛などで広がることがあるため、早めの対処と適切なスキンケアが重要です。
「ニキビだと思っていたら治らなかった」「数がどんどん増えてきた」
そんなときは、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
当院では、年齢や肌質に応じた丁寧な診断と、負担の少ない治療法をご提案しております。