医療・美容コラム

子どもの肌にできた小さなブツブツ、それは“水いぼ”かもしれません

「子どもの体に小さな光沢のあるできものができた」
「かゆみがあって、ひっかいて増えてしまう」
「プールに入っても大丈夫なの?」

こうした症状がある場合、水いぼ(正式名称:伝染性軟属腫)の可能性があります。

ウイルスによって感染し、とくに小児の肌に多くみられる“うつるいぼ”です。

自然に治ることもありますが、広がる・かゆみが強い・見た目が気になるといった理由で治療を希望されることも多い疾患です。

水いぼとは?

水いぼは、「伝染性軟属腫ウイルス(ポックスウイルスの一種)」が皮膚に感染してできる、小さく光沢のある丸いできもの(いぼ)です。

主に1〜10歳くらいの子どもに多く見られ、皮膚がやわらかくバリア機能が未熟な時期に感染しやすいとされています。

特徴的な症状

・直径2〜5mmほどの白っぽくツヤのある丸いいぼが複数できる
・中心がくぼんでいることが多く、押すと白い内容物(ウイルスを含む)が出ることがある
・脇の下やお腹、太もも、ひじ・ひざの裏などにできやすい
・強いかゆみを伴うことがあり、ひっかき傷を通じて他の部位に広がることも

プールやタオル、直接の皮膚接触などを通じて感染することがありますが、免疫がつくと自然に治る病気でもあります。

当院での対応

当院では、水いぼの症状や数、ご本人や保護者さまのご希望に応じて、治療または経過観察を選択しています。

主な対応内容

・症状が少数・かゆみが軽い場合は経過観察(自然治癒を待つ)
・多数・かゆみが強い・広がっている場合は摘除処置(専用のピンセットでの除去)
 ⇒ 小児では痛みを抑えるために、事前に麻酔テープを貼付してから処置を行います
・かゆみに対しては塗り薬(抗炎症外用剤)の処方
・再発や感染拡大予防のためのスキンケア・生活指導もあわせて実施

水いぼは、自然に治る病気である一方、かゆみや感染拡大によって日常生活に支障が出るケースもあるため、早めの受診をおすすめします。

「水いぼを自宅で取ってしまった」「他の子にうつさないか心配」

そんなときは、お一人で悩まずにご相談ください。

当院では、痛みやストレスに配慮しながら、お子さま一人ひとりに合わせた対応を行っております。

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