「顔の赤みがずっと引かない」
「暑くもないのに顔がほてる・のぼせる」
「ニキビのようなブツブツも出て、繰り返してしまう」
こうしたお悩みは、酒さ(しゅさ)と呼ばれる慢性的な炎症性皮膚疾患かもしれません。
中高年以降に多く見られ、気温・刺激・ストレスなどで悪化しやすいのが特徴です。
ニキビや湿疹と間違われやすい病気ですが、適切な治療とスキンケアでコントロールが可能です。
酒さは、顔(特に鼻・頬・あご・額)を中心に赤みやほてりが慢性的に続く皮膚疾患で、症状の経過によって段階的に現れ方が変わります。
原因ははっきりとは解明されていませんが、毛細血管の拡張・皮脂の異常・免疫の乱れ・にきびダニ(デモデックス)の関与などが考えられています。
・顔の中心部(鼻・頬)に持続的な赤み
・一時的な“ほてり・のぼせ”のような感覚が繰り返し出る
・小さなニキビ様のブツブツ(丘疹・膿疱)が出現することもある
・毛細血管が浮き出て見える(毛細血管拡張)
・皮膚がヒリヒリ・ピリピリと刺激に弱くなる
見た目がニキビや脂漏性皮膚炎と似ており、間違ったスキンケアや市販薬の使用によって悪化することも多い病気です。
当院では、酒さの症状や重症度を診察し、患者さまの肌質やライフスタイルに合わせた丁寧な治療とケアのご提案を行っています。
・外用薬:抗炎症作用のある薬(メトロニダゾール、アゼライン酸など)を中心に処方
・内服薬:テトラサイクリン系抗生物質など、炎症・皮脂をコントロールする薬を必要に応じて使用
・スキンケア指導:アルコール・香料などの刺激を避けた低刺激の洗顔・保湿剤を推奨
症状に応じて紫外線療法やドクターズコスメの併用も可能
また、「にきびのようなものが治らない」「化粧品がしみる」といったご相談から酒さが見つかることもあり、早めの診察がポイントです。
「ニキビ治療をしても良くならない」
「顔の赤みがつらくて、人前に出るのが不安」
そのようなお悩みに対して、酒さは正しい診断と治療を行えば、症状のコントロールが可能な病気です。
当院では保険診療を中心に、肌にやさしい治療とスキンケアの両面から、患者さまに寄り添った診療を行っております。