「ニキビは治ったのに、へこんだ跡が消えない」
「メイクでも隠しきれない肌の凹凸が気になる」
そんなお悩みの背景には、皮膚の深い部分での“癒着”や“引きつれ”が関係していることがあります。
ニキビ跡の中でも、特にクレーター状に凹んだタイプは、表面的なスキンケアやレーザーだけでは改善が難しいケースもあります。
こうした凹みに対して注目されている治療法のひとつが、皮膚の内側から癒着を剥がす「サブシジョン」です。
サブシジョンは、ニキビ跡の原因となる組織の癒着を物理的に切り離すことで、肌を内側から持ち上げ、凹みを改善していく治療です。
他の治療と組み合わせることで、より自然でなめらかな仕上がりが期待できます。
サブシジョンとは、ニキビ跡の「凹み」の原因となる皮膚の癒着(引きつれ)を、針やカニューレを使って皮膚の下から切り離す施術です。
レーザーやスキンケアでは届かない深部にある瘢痕組織に直接アプローチし、凹んだ部分を内側から持ち上げるように作用します。
特に、皮膚がなだらかに凹んでいる「ローリング型」や、四角くくぼんだ「ボックス型」のニキビ跡に効果が期待でき、
「他の治療でなかなか改善しなかった」という方にも選ばれている方法です。
サブシジョンをした部位にヒアルロン酸やリジュランなどの肌育注射の薬剤を注入することで、さらに効果を高めることも可能です。
施術は局所麻酔下で行い、細い針や特殊な器具で皮膚の下を丁寧に剥離していきます。
施術後は内出血や腫れが出ることもありますが、数日〜1週間ほどで落ち着いていきます。
当院では、ニキビ跡に対する治療として、患者さま一人ひとりの肌状態を医師がしっかりと診察した上で、サブシジョンを含めた最適な方法をご提案しています。
サブシジョンは、すべてのニキビ跡に適応があるわけではありません。
たとえば、皮膚が深く鋭くえぐれた「アイスピック型」のニキビ跡や、浅い色素沈着が主な場合は、他の治療法が適していることもあります。
当院では、必要に応じて、マイクロニードルRFやピーリング、肌育注射などの施術と組み合わせた総合的な治療も行っています。
また、サブシジョンは局所麻酔を使用するため、痛みに不安がある方にも安心して受けていただけます。
※自由診療(保険適用外)の施術となります。料金・リスク・経過などについては事前に丁寧にご説明いたしますので、初めての方でもご安心ください。
「いろいろな治療を試してきたけれど、ニキビ跡のへこみだけが残ってしまった」
そんな方は、肌の奥にある癒着が原因かもしれません。
まずはお気軽にご相談ください。医師がしっかりと状態を診察し、改善に向けて一緒にプランを立ててまいります。