当院では、ホクロの治療を行う前に、まずは、ホクロに見えるものが良性か悪性かを判断します。
美容診療でご来院の方も、しっかりと診断を行いますのでご安心ください。
メラノーマ(ホクロのがん)など皮膚がんの可能性が高い場合は、手術による確定診断を推奨しています。早期発見・早期治療が重要です。
悪性の可能性が低く、見た目が気になる場合: 炭酸ガスレーザーを使用したホクロ除去を行っています。痛みが少なく、きれいに除去できる方法です。
ホクロ治療は、患者様の状態に応じて最適な方法を提案しますので、まずはご相談ください。
ホクロ治療の費用は、治療方法やホクロの大きさ・数によって異なります。詳細な料金は以下のリンクからご確認いただけます。
当院では、透明性のある料金体系を心がけており、初診時にしっかりとご説明いたします。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
「このホクロ、大丈夫かな?」と気になったことはありませんか?
ホクロはほとんどが良性ですが、中には注意が必要なものもあります。また、見た目の問題から除去を希望される方も少なくありません。
当院では、ホクロの種類や状態を詳しく診断し、最適な治療方法をご提案いたします。気になるホクロがある方は、ぜひご相談ください。
先ほども説明しましたが、ホクロは多くの人が持つ皮膚の色素斑で、ほとんどが良性ですが、中には注意が必要な場合もあります。
これからホクロについてさらに詳しく、ホクロの原因、治療法、予防法について、専門医が詳しく解説します。
ホクロとは、皮膚の一部にメラニン色素が過剰に沈着し、小さな斑点や盛り上がりとして現れるものです。
一般的に、黒色や茶色のものが多いですが、肌色のホクロや赤みを帯びたものも存在します。
ホクロの大きさや形状は多種多様で、平らなものや盛り上がったもの、境界がはっきりしているものやぼやけているものがあります。また、毛が生えているホクロもあり、それ自体は特に問題ありません。
ホクロは、成長に伴い増えることがありますが、特に思春期や妊娠中にはホルモンの影響で目立つようになることがあります。一般的には無害ですが、大きさの急激な変化や色のムラ、不規則な形状のホクロは注意が必要です。
また、ホクロと間違えやすい皮膚疾患として、脂漏性角化症や皮膚がんがあります。自己判断は禁物で、異変を感じた場合は皮膚科を受診することが重要です。
ホクロの症状は基本的に目で確認できる色素斑ですが、その形状や大きさ、色によって注意が必要なケースもあります。
・小さな黒色または茶色の斑点。
・平らまたはわずかに盛り上がった形状。
・境界がはっきりしているものが多い。
・急激に大きくなる。
・色が均一でなく、黒・茶・赤などが混在している。
・形が左右非対称で不規則。
・境界がぼやけている。
・かゆみや痛み、出血がある。
ホクロと間違えやすい疾患には、以下のようなものがあります。
加齢とともに現れる良性の皮膚腫瘍で、盛り上がった褐色の斑点が特徴です。
小さな茶色の色素沈着で、特に紫外線の影響で濃くなります。
悪性腫瘍で、急激に大きくなる、形が不規則、色がまだらなどの特徴があります。早期発見が重要です。
悪性腫瘍で、潰瘍化や出血を伴うことが多いです。
診断が難しい場合は、皮膚科専門医のもとでダーモスコピー検査などを行い、正確な診断を受けることをおすすめします。
ホクロの主な原因は、メラニン色素の局所的な増殖です。特に以下の要因がホクロの発生に関係しています。
親が多くのホクロを持っている場合、子供にもできやすい。
紫外線の影響
長時間の紫外線暴露により、メラニン生成が活発になりホクロができやすくなる。
ホルモンの変化
思春期や妊娠中にはホクロが増えたり、濃くなったりすることがある。
皮膚の摩擦や刺激
衣類やアクセサリーによる刺激がホクロの増加や悪化につながることがある。
「ホクロ」であれば、ほっておいても問題ありませんが、気になるようなら手術で切り取ります。
また、保険外診療となりますが、炭酸ガスレーザーで除去することも可能です。
巨大母斑と呼ばれる大きなものの場合は、数回にわけて切除することもあります。
美容診療でレーザー除去を希望してこられた方でも、傷跡がきれいになるように保険診療と合わせてご提案するようにしています。
大きなホクロの場合は、手術で切除し検査したほうが安全ですし、仕上がりがきれいになることもあります。
一般的には、「皮膚ガン」は形がいびつだったり、急に大きくなるなどの特徴があります
また、血がでたり、ジュクジュクしたりといった所見も「皮膚ガン」の重要な特徴です。
ただの「ホクロ」でも大きくなったり、盛り上がったりすることもありますが、専門医がみても肉眼では判断がつかず、皮膚を切除して調べないと診断できない「皮膚ガン」も多くあります。
少しでも不安があれば、自分で判断せずに、皮膚科や形成外科に相談することが重要です。
保険診療で切除をした場合は、一度の治療で取り除くことができ、再発はありません。
レーザーで除去した場合は、レーザーを強くあてると痕が残ることがあるため、レーザーの出力をお肌状態をみて調整します。
そのため、ホクロの色素が皮ふの深いところにある場合や大きなホクロの場合は、色が残ることがあります。