フォトフェイシャルは、「シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、目立つ毛穴」といったお肌のトラブルを改善する治療です。
「薄いシミが気になるけど、ダウンタイムで赤くなるのは嫌だ」
「シミも気になるけど、顔全体の肌質も改善したい」
こんなお悩みの方におすすめの美容医療です。
フォトフェイシャルは、光(IPL)を使って肌に優しくアプローチし、シミやくすみの改善、肌のハリUPなど多くの美容効果が期待できます。
当クリニックでは、「ステラM22」という機器を導入しています。2021年2月に薬事承認を取得しています。
当院のフォトフェイシャル治療について、院長がご説明させていただきますので、フォトフェイシャル治療に興味のある方はぜひ、この記事を読んでいってください。
当院では、フォトフェイシャル(ステラM22)は全顔の照射のみ対応しております。
1回:22,000円(税込)
5回:99,000円(税込)
「フォトフェイシャル」という施術名は、ルミナス・ビー・ジャパン株式会社(ステラM22などの輸入・販売を行う会社)が商標登録しており、このルミナス社のIPLというレーザー機器を用いた施術に用いることができると定められています。
つまり、ルミナス社のIPLを用いて行う施術のことを「フォトフェイシャル」と呼びます。
フォトフェイシャルの特徴は、肌への刺激やダウンタイムが短く、他の美肌施術とも併用して行えるという点です。
例えば、シミを取る施術は、当院では「Qスイッチルビーレーザー」がありますが、Qスイッチルビーレーザーと比較しても肌への刺激は少なく、ダウンタイムは短いです。
(シミの濃さや深さによって、Qスイッチルビーレーザーのほうが、しっかりとシミが取れることもあります)
IPL(Intense Pulsed Light)は様々な波長の光を含んでおり、そのため、肌の赤みやくすみ、シミ、肌のハリなどに総合的に効果を発揮します。
レーザーによるシミの治療では、しっかりとシミの色素にアプローチする分、ダウンタイムが生じ、照射後の日焼け予防などもしっかりと行うことが必要となります。
その点、IPLはマイルドに治療でき、麻酔は不要です。また、ダウンタイムもほとんどなく、そばかすや小さなシミで、効果を実感しやすくなります。
IPLの中でもステラM22によるフォトフェイシャルでは、フィルターを交換することで、照射する波長を調整することが可能です。
そのため、やけどのリスクが少なく、お肌の複数のお悩みを改善することができます。
たとえば、赤みにアプローチできる波長のフィルターを使用して、ニキビ痕の赤みの改善し、さらに肌の深層にアプローチする波長もかさねて照射することでコラーゲン生成を刺激するため、肌のハリ感の改善への治療も同日に行うことができます。
さらに、照射するときに直接冷却(コンタクトクーリング)するため、痛みを軽減できます。
具体的なフォトフェイシャルの効果は、以下です。
・そばかす、シミの改善 ・くすみの改善、肌のトーンアップ ・肌のハリの改善 ・赤みの軽減 |
このような効果がありますので、なにか美容治療をしてみたいけど、何をすれば良いかわからない。肌質を全体的に改善したい、などのお悩みの方には受けやすい治療といえます。
3~4週間に1回、5回程度を1クールとして推奨しております。
1クール終了後も肌状態を維持するために、2か月~3か月に1回程度で施術を受けるのもお勧めです。
まずは、お悩みを丁寧にお伺いし、お肌の状態も確認します。
そのうえで、適した治療方法を医師が診察し、ご提案させていただきます。ご希望の施術がお肌に合わないようであれば、違う施術をご提案することもございます。
当日、空きがあれば施術可能ですが、基本的には改めてご来院いただきます。
洗顔後、照射を行います。所要時間は30分程度です。
お顔全体にジェルを塗布し、照射していきます。強い痛みはありませんが、輪ゴムではじいたような痛みを感じることがあります。
お肌の鎮静や保湿のためにエレクトロポレーションやパックを組み合わせることもお勧めしております。
施術後はすぐにメイク可能です。少し赤みがでることがありますが、ダウンタイムはほとんどありません。
シミやホクロの部位は黒いカサブタのようなものができますが、通常1週間程度で自然にはがれます。
マイルドな治療とはいえ、少なからず肌に刺激を与える治療ですので、施術後は保湿をしっかりとお願いします。レチノールなど肌に刺激があるものは1週間程度避けるようにしてください。
日焼けはできれば1か月はしっかりと予防対策を行ってください。そのほか、施術のリスクとして、ヤケドや色素沈着、点状出血などがあります。
赤さやヒリヒリ感など不安な症状があれば、迷わず早めにご連絡ください。
• 小さなシミやそばかすが気になる方 • 顔全体のくすみが気になる方 • キメの粗さが気になる方 • ニキビ跡の赤みが気になる方 • 赤みや赤ら顔が気になる方 • 小じわやハリのなさが気になる方 • 肌の状態を全体的に改善したい方 |
・妊娠中、授乳中の方(照射は可能ですが、赤みや色素沈着などの副作用が強く出る場合があります) ・ケロイド体質の方 ・光線過敏症の方 ・日焼けをしている、または日焼けをする予定のある方 ・ 糖尿病、アルコール中毒の方 ・ てんかん発作の既往歴がある方 |
上記のほか、金属の糸を挿入された方など、美容施術で顔に注入治療などをされている場合は施術前にお伝えください。
また、肝斑が目立つ方は肝斑治療を優先することをお勧めしております。
施術前にしっかりお悩みをお伺いしますので、不安なことがある場合は施術前にいろいろとご相談ください。
一般的には数か月実感されている方が多いですが、IPL治療効果を数年後も実感しているというアメリカの論文もあります。施術後のスキンケアをしっかり行うことで効果は持続しやすくなります。維持のために、数か月ごとの照射もお勧めです。
照射時はゴムではじかれるような痛みがあります。ターゲットになるお悩みによっても痛みがかわります。照射部を直接冷却するコンタクトクーリング機能があるため痛みは少ないのですが、痛みに弱い方には出力を調整することも可能です。
施術後からお化粧していただけますが、あまりこするような刺激は避けて下さい。
紫外線予防やスキンケアをしっかりと行うようにご注意ください。スキンケア方法がわからなければ合わせてご案内が可能ですので、なんでもご相談ください。
肝斑やくすみに対する内服(トランサミンやビタミンCなど)、スキンケアは基本として併用をお勧めしております。
そのほか、フォトフェイシャル照射後に、エレクトロポレーションを受けていただくことで、肌のハリが改善します。当院ではスプリングという機器を導入しており、クーリング効果もございます。
アトピー性皮膚炎の方では、まずは肌の炎症を落ち着かせる治療を優先して行います。保険診療での治療で肌状態を安定させることが基本的な治療となります。その後、炎症が改善している状態であれば、出力を調整することで施術は可能となることが多いです。ただし、アトピー性皮膚炎の方は肌のバリアが弱いので、ほかの施術をお勧めすることもございます。
妊娠中の方でもフォトフェイシャルを受けていただくことは可能ですが、慎重に検討いただくようにしております。妊娠中・授乳中はホルモンバランスが崩れるため、肝斑が濃くなったり、色素沈着が起きやすいなどの副作用のリスクもあがります。そのため、医師としっかりと相談してから、ご納得のいただく状態での照射をお勧めします。
コラーゲン生成が刺激されることで、毛穴の引き締めにもある程度効果がみられます。また、たるみについても、ハリが出ることで肌自体のたるみが原因の場合は改善がみられます。
ただし、毛穴についてはピーリングやニードルRFのほうが効果を実感できる場合もあり、そちらをご提案することもございます。たるみについても、同様に原因によっては他の施術をご提案させていただくことがあります。
申し訳ございません。当院では、現在、顔以外への照射は行っておりません。